サムライバスターズ 2(テレビ東京)ロケ
先日放送された『サムライバスターズ 2』のロケは、ニュージーランドのワイポウアで行いました。
ワイポウアと言えば『タネ・マフタ』ですね。マオリの人々の「御神木」として有名で観光客もよく訪れます。
タネ・マフタは日本の屋久杉と『姉妹木』協定を結んでいるそうです。
屋久島と同じく大量伐採された歴史もあり、現地の人たちの信仰を集めている点など多くの共通点があることから2009年に協定が実現しました。
写真では全然伝わりませんが、圧倒的な存在感です。
高さは51.5メートル、樹齢はなんと推定1500年!
今回はこのワイポウアの森で日本の害獣害虫駆除スペシャリスト「防除研究所」の達人たちがポッサム捕獲に挑みました。
まずは日本から持参した最新の赤外線カメラを設置しポッサムの導線を観察します。
狙いを定めた場所にオリジナルの罠を仕掛けます。
現場で必要な部材を集めて作り上げたので手作り感満載ですが、実はこの罠ものすごくハイテクなんです。
「防除研究所」が開発した装置が埋められているんですが、ネズミなどが入っても反応せず、ポッサムの体重に合わせて感度を調節してある罠です。
捕獲されたポッサム。
ニュージーランドでは害獣扱いされていますが見た目はとってもかわいいです。
1830年代に毛皮を生産する目的でオーストラリアから連れてこられました。
数が増えすぎてしまったので駆除対象動物になっていますが、もともとの責任は人間にあるのでポッサムにとっても迷惑な話ですね。
ともあれ、無事に数頭捕獲でき、地元の方々からは感謝されました。