ラグビーサモア代表『マヌサモア』本日17:30ごろ(日テレ)
今日はラグビーワールドカップ日本VSサモア戦が行われますね。
試合直前の今日夕方に先日弊社が撮影コーディネートした、ラグビーサモア代表「マヌサモア」の特集が放送されます。(日テレ 17:30前後)
ご存知のとおりサモアはラグビー強豪国で、人口たった19万人の小国にもかかわらず優秀な選手を多数排出してきました。1991年と1995年にはワールドカップでベスト8に進出しました。
ただ、近年は優秀な選手の多くを海外に奪われている状態です。ラグビーの国代表になるには国籍を取得する必要はなく、その国で3年間プレーしていれば資格が与えられるからです。(2021年からは5年間に変更される)
このルールは、ヨーロッパの国々や日本のように資金力がある国にはとてもメリットが大きいですが、資金が乏しい国は選手集めにとても苦労しています。
サモア代表選手たちは、無報酬に近いような条件にもかかわらずサモア代表になることに誇りに思っていることがひしひしと伝わってきました。犠牲を払ってまでサモアのために戦う選手たちを国民は心から尊敬しています。たとえ1勝もできなくてもサモア人にとってはヒーローです。負けると無責任に非難される裕福な国とは全然状況が違います。
日本の決勝トーナメント進出を願いながら、サモア代表にも頑張ってほしい、そんな複雑な心境です。